
クンユアム~チェンマイ行きのミニバスで途中でガソリンが尽きてしまい、さらにドアも開かなくなという”ドラマ”が発生しました。陸運局が車両検査をしたところ、ドアや安全装置は正常に作動することが確認され、結局原因は運転手の不慣れであると判明、事業者には重い罰金が課せられました。ガソリンが尽きてしまった時、運転手がドアロックのボタンを押しっぱなしにしてしまい、ドアが開かなくなって、この運転手はロック解除の方法がわからず、ドアを開けることが出来ませんでした。乗客は暑い車の中に閉じ込められ、後部の小さな非常出口をよじ登って外に出るしかありませんでした。
タイの運転手の質の悪さを象徴するような事件。
このミニバスというのは、余り利用が多くない地域のためのワンボックスを改造した車なんです。定員は大きなもので15人。普通は13人。小さいもので9人です。
バスの利用客がいっぱいになると発車するというシステムで、たまに待つことがあるようです。
時系列的に説明すると、メーホーンソーン県の南部クンユアム郡からチェンマイに来るミニバスがチェンマイに到着する前にガス欠。会社は運転手にガソリン代を渡していたのに、運転手が給油を怠ったためで、運転手はガス欠で車が止まってしまったところから、歩いてガソリンを買いに行き、自分で給油したのだそうです。その間乗客は暑い(エンジンが停止したのでエアコンも動かない)車の中に缶詰。
さぁ、チェンマイに着いて降りようという時に、この運転手、後部座席のスライドドアのロック機能の解除方法がわからず乗客が降りられないという状況に。結局、後部のハッチバック式のドア(非常口になってます)から、皆降りたそうです。
この騒ぎを聞いて陸運局が車を点検、運行会社の車の管理が悪かったのか調べたら、何もかもが正常。非常口への通路も規定通り。結局運転手に聞いたところドアロックの開け方がわからなかったと・・・。笑い話じゃないけど。えぇぇ?って思いました。
確かに自分が乗り慣れている車なら、色々操作がわかっているけど、人の車を運転したりすると、わからないことが多いですよね。
私が以前乗っていたオペルアストラという車はマニュアル車でバックギアにいれるのに、一度ギアノブを持ち上げて左いっぱいに倒して前に入れるという、システムで、これ買った時教えてくれたから出来たけど。誰も教えてくれなかったら、バックも出来ない状況でした。
今乗っている三菱の車でさえ、まだ機能を使い切ってないです。(笑)
だから、駐車場の従業員が凄いなぁって思うことがよくあります。駐車場を目一杯使って車を停めるので、車が増えてくると、ゲーム倉庫番のように、車を移動して、だしたり、入れたりするんですよ。いろいろな車種があるので、全部の使い方を知っておかなくてはいけない。日本車ならある程度標準な装備でわかると思いますが、ヨーロッパ車やアメ車だと、先程書いたように、仕様が違うこともあるわけで・・・。
・・・って、話がそれましたが、結局陸運局からは運行会社に罰金!運転手への指導不足でしょうね。安全航行に関わるとの判断です。
運転手は即刻辞めたそうです。(首かなぁ)。
私が乗客だったら、そんな騒ぐほどのことかなぁと思うんだけど。ロック解除とか直ぐにわかるような気がするんですが・・・。
ちなみに、ミニバスの座席、非常口の案内図を貼っておきますね。赤い矢印が非常口への通路です。この通路は最低でも20cmの幅が必要と規定されています。
