称賛の声!!




ランプーン県バーンホーン郡フアイガーン村の地域保健ボランティアが村人から不要になった資源ごみや廃品の寄付を集め、それらをリサイクル業者に売却しています。
この収益は病床の高齢者の支援に充てられ、大人用オムツや米、保存食品などを購入して届けています。この活動は全く無償の善意だけで5-6年継続されています。
この記事はタイのオーソーノーと言う組織の素晴らしい活動の一つを紹介した記事です。オーソーノー(地域保健ボランティア)というのは、タイ全土にある、地域の保健活動を行う組織で、自薦もしくは他薦でメンバーになります。具体的な活動としては
・健康調査
・予防接種支援
・高齢者訪問
・糖尿病患者のフォロー
・妊婦や乳幼児の見守り
・保健所や病院との連絡
があり、1人のアーソーモーが担当する世帯数はおおむね 10~15世帯程度として、タイ国保健省が運営しています。全国では約100万人規模の組織になります。
このシステム、組織はWHO(世界保健機構)でも、称賛されています。
オーソーモーには一人当たりB1,000~B2,000の手当が毎月支給されますが、活動に使われる経費はそこから出さなければならないので、高齢者、妊婦、寝たきりの人などへの訪問だけでも、それぐらいかなぁと思います。
国の組織ではありますが、具体的な活動はそれぞれのオーソーモーに託されており、
オーソーモーによっては
・古着回収
・廃品回収
・草刈りボランティア
・義援金集め
・寺の寄付箱
・コミュニティファンド
こういう活動をしています。今回のニュースではオーソーモーが各家庭に何日に廃品回収をするから家の前に出しておいてと、事前にお知らせを出していて、それを回収、仕分け、販売、得た収入をつかって、高齢者や寝たきりの人等、日頃ケアしている人に必要なものを購入して配布と言う事をしているんですね。
これが今回限りではなく、もう6年ほど続いているのが凄いってことなんですね。
このランプーンのフアイガーン村のオーソーモーは全部で64人。皆頑張ってるなぁと思います。
オーソーモーが廃品回収するってお知らせしたら、これだけの物が集まるというのも、この村のオーソーモーがすごく信頼されているからなんですね。
このオーソーモーがWHOに称賛されたのは、コロナが流行ったときなんです。
外出できない、なるべく人と接しないようにする中で、情報や生活必需品などをオーソーモーが配布したりしたということで、このシステムが世界的に注目を浴びたんです。
洪水など、自然災害の時も、オーソーモーは活躍します。具体的にお弁当を配ったりというのは無いですが、オーソーモーの持っている情報が重要で、支援を必要としている人がどこにどれだけいるのか、この情報をもとにいろいろな団体が支援を行うのです。
日本は個人情報がどうのこうの、と非常に神経質になっていますが、家族構成や健康状態などを把握しているオーソーモーがあるからこそ、非常時に人を救うことが出来るんですね。
昔はお寺がそういう地域の把握や支援をになっていましたが、これを国として組織化したのですね。なかなか、素晴らしいシステムだと思います。