森の中のブッダ庭園




パヤオ県ドークカムタイ郡バーンタム地区にあるジョームシン寺はバーンタム森林公園の区域に位置し、108体もの仏像が山の斜面に並ぶ、独特の美しい景観が広がっています。
緑豊かで木陰が多く静かで、落ち着いた雰囲気に包まれており、仏教徒や観光客、功徳を積むために訪れる人々に適した場所です。神聖な物を拝むとともに、自然も満喫することが出来ます。
日本にも500羅漢とかありますが、こういう仏像がズラッと並んでいるのを見ると、個人的にはちょっと怖いなぁって思います。
日本の場合は一箇所に500体がまとめて祀られていると言う感じですが、このパヤオのお寺は写真のように散在しているんですね。さらに、日本と違って金色に塗られている・・・。これを美しいと見るかどうかは、個人差があると思います。
基本、仏教は偶像崇拝は教えてないので、仏像自体に意味はないと私は思うんですね。でも、宗教というのは、開祖から多くの人に伝わっていく段階でどんどん変わっていってしまう。タイではさらにヒンドゥー教も混じっていたりします。
仏像に願い事をするのが仏教ではないのに、多くのタイ人は、神様に願い事をして叶えてもらうみたいな感じで捉えている人が多いです。
そもそも仏教はそういう欲を捨てることを教えているのに・・・。
でも、自然の中にあるお寺って町のお寺よりも、雰囲気があって良いですよね。もう、お坊さんがいない古刹とか、苔むしていて、かっこいい。
パヤオ県はチェンマイからだとチェンラーイに行く途中にあるので、時間があったらよってみたいと思います。
ところで、ふっと108体というのは、人間の煩悩の数だからかなぁと思ったんですが、タイには人間の煩悩が108あるとは教えてないんですね。どちらかと言うと、108はタイでは吉祥の数字、つまりは縁起のいい数字、幸福・繁栄などの良い兆しを表しているんです。
これもブッダが最初に言ったこと(原始仏教)ではなく、仏陀の教えを弟子たちがそれぞれの解釈で拡大していった物のひとつなんですね。面白いです。