恐怖の瞬間!!
土砂崩れが起こりバーンターク・メーラマート間の道路が遮断され、通行不能になってしまいました。現場はターク県バーンターク郡トーンファー地区第5行政村バーンモン・クンフアイターク村周辺です。関係当局がバーンターク・メーラマート間の1175線の土砂の撤去作業を急ピッチで進めています。
バンコクの大洪水が世界的なニュースになっていますが、山に囲まれたチェンマイでは雨季にはこの様な土砂崩れが頻繁に起こります。日本のように山の斜面をコンクリートで固めるってあまりないんですよ。たまに見かけますが、それですら崩れていたりします。バンコクにつながっている11号線では道路の下が崩れ去り、車線の片側が無くなっていたということも有りました。かなり前のことですが、今年の始めの頃でもまだ復旧していませんでした。
今年はチェンマイ市内では大きな洪水は起こってませんが、山の上ではこういう土砂崩れ、鉄砲水などでかなりの被害が出ています。
市内で雨が降って無くても、山の上では豪雨だったということはよくあるんです。というか、山でごっそり降ってしまうから、市内ではそんなに降らないというのが正解ですよね。
この雨が3-4日後にバンコクにまで到達しバンコクが洪水になるというのが、いつものパターンでした。今年はさらに、バンコク自体に豪雨があり、この2つが重なって大洪水になったのだと思います。
チェンマイは数年前の100年来の大洪水の教訓で、ピン川の底を掘ったり、下水道の整備など、治水事業に力を入れたのが功を奏しています。
バンコクが大変な中、さすがタイ人だと思うのは、洪水の中をお婆ちゃんが浮き輪を使って泳いでいたり、必死で魚とりをしていたり、まるで楽しんでいるようなクリップがSNSにたくさん投稿されています。大変な惨事のなかでも、落ち込むのではなく楽しんじゃうというのは凄いと思います。
でも、現実の生活に戻れば、車やバイクが水没してお釈迦に・・・。これは本当厳しいですよ。保険会社がどこまで補償してくれるのやら・・・。
ふっと、チェンマイの洪水の時と景色が違うなぁと思ったのは、チェンマイだと、災害があると速攻で軍隊が出てきて住民を助けます。そして、お弁当など食事の無料配布を始めるボランティアがどんどん出てきます。
今回のバンコクではまず軍隊が見られません。車が多すぎて軍の大きな車では不便なのかもしれません。また、食事などはどうなんでしょう?孤立して食べるものがなくなるという状況がないんでしょうか・・・?
そんな気持ちでニュースを追いかけていたら、そんなことはない!
軍隊もボランティアもすごく頑張っています。そこはやはりタイ人。こういう時の動きはむちゃくちゃ早いです。
前言を撤回させていただきます。
ただ、そういう映像が非常に少ない。これは報道の姿勢だと思います。
チェンマイの洪水の場合は
・孤立集落ができる
・ボートで食料を運ぶ
・寺や民間団体の炊き出し
・軍や救助隊が住民を救出
という「人を助ける場面」が絵になるので、その映像が繰り返し流れました。
これに対して今回のバンコクの洪水の場合は
・交通麻痺
・排水作業
・空港
・道路封鎖
・地下道
・都庁の対応
という、被災者支援よりも都市機能の混乱・維持を扱う映像がメインになっていて、私にはその裏でしっかり機能している、軍や各ボランディア団体、企業の助け合いが見えてませんでした。
SNSも含めてオールドメディアなどで報道されている一つの映像だけで全体を判断するのは危険ですね。見えているものが全てではないと、しっかり覚えておかないと!私も反省いたしました。