地獄の火が消える日!!🙏

ランナー(チェンマイが王国だった時の名称)暦12月の満月の日。この日は地獄から幽霊と餓鬼が解き放たれ、人間界にやって来る日とされています。ランナーの人々はこの日を”ドゥアン・シップソーン・ペン(12月満月)”と呼びます。これはランナー暦の最後の月にあたり、今年は2026年の9月26日になります。
この日には先祖や既に亡くなった人々が人間界の人々に会うために解き放たれると信じられています。そのため12月満月を前に、人々はお供え物などを用意し、先祖や亡くなった親族の霊に功徳を捧げるために徳を積みます。地獄から上がってきた霊たちは、子孫や親族から捧げられた功徳を受け取るとされています。


面白い風習ですね。って、日本のお盆と似ているなぁと思います。
タイ全土ではなく、これは北部のしきたりなんですよね。食品などをカゴに入れて、お寺に奉納する。これが功徳を積むという行為で、普通は奉納した人が徳を積めるんですが、この日は戻ってきた先祖の霊にその功徳を譲るという考え方なんですね。日本だと、ただ先祖が帰ってくるのがお盆なのになぁと思っていたら、実は”盂蘭盆会(うらぼんえ)”という名称で、先祖供養、つまりは先祖に功徳をまわすという、「回向(えこう)」 という、まさに同じ発想があるんですね。初めて知りました。知恩院「ご回向」では、回向を「お経やお念仏の功徳を、ご先祖や亡くなった人のために回し向けて供養すること」と説明しています。
やはり、文化は中国から大陸を経ていろいろなところに伝播しているんですね。後で中国ではどうなのか調べてみたいと思います。
あと面白いのは暦です。暦って私は旧暦(月齢暦)と新暦(太陽暦)しか知りませんでしたが、ランナーにはランナー歴があったんですね。
ただ、ランナー歴も月齢歴なので、基本旧暦と同じなのですが、何故か、月の呼び方が2ヶ月違っているんですね。太陽暦の9月は旧暦の10月。そして旧暦の10月はランナー歴の12月。2ヶ月、通常の旧暦とズレていると言うか、呼び方が違うだけなんです。
面白いなぁと思いました。
ちなみに、このニュースの画像のような、仮想するハロウィンのようなお祭りではないので、勘違いしないでくださいね!!(笑)
とても静粛なタンブン行事です。
でも、なんで地獄から解き放たれる?何故地獄からなんだろうって、いろいろ調べてみたけど意味不明です。日本では地獄に落ちた先祖や亡くなった人の霊ではなく、先祖が皆帰ってくると伝わっているのですが・・・。じゃあ、生前徳をたくさん積んで天国に行った人は帰ってこないの?って・・・。
これは、仏教思想と、ランナー思想が融合しているんですよね。もっと、地獄と天国に付いての考察をしたいなぁと思いました。

この投稿をシェアする その他のサイトでシェアは右端最後のボタンから

コメントを残す

Theme: Overlay by Kaira.